飢餓のない平和な世界へ
「飢餓」になるのは、食糧が十分につくられていないからではありません。穀物は年間 23億トン生産されています。これは世界中の人が生きていくのに必要な量のおよそ2倍になります。
23億トン(年間穀物生産量)÷ 70億人(世界の人口)⇒ 328kg(1人当たり)
※1人当たり1年間の標準量は180kg
それでも食べ物の不足している人がいるのは、どうしてでしょうか?
1人当たりの食糧供給量を比較すると、日本では必要なカロリーより 33%も多く、ソマリアでは16%不足しています。私たちのように食べるものがいつでも十分手にはいるのは、世界のおよそ2割の人だけなのです。
穀物は人間が食べるだけではなく、先進国では穀物の 6割(約4億トン)が、ウシ、ブタ、ニワトリなどの家畜のえさになっています。
牛肉1キロ作るために穀物8キロ、豚肉1キロ作るために穀物4キロ、鶏肉1キロ作るために穀物2キロを消費しています。結果として、世界の 2割足らずの先進国にすむ私たちが世界の穀物の半分以上消費しているのです。